
松あきら公明党副代表は、山口那津男代表、美術品補償制度プロジェクトチーム(座長=浜四津敏子代表代行)とともに12日、東京都港区の国立新美術館を訪れ、美術品の国家補償制度について林田英樹館長らと意見交換した。
同制度は展覧会のために美術品を海外から借りる際、盗難や破損などの事故に備えた保険料を国が補償するもの。
席上、林田館長は大規模な展覧会の際には大手新聞社が共催となっていることが多いとした上で、保険料は共催側が負担している点を指摘。「昨今、新聞社も保険料の負担は厳しくなっている。経費の苦境を訴え、入場料の値上げを求めている」として、今後の展覧会の開催に危機感を示した。
さらに林田館長は、日本を除く多くの先進国で同制度が導入されていることを強調。制度への関心は高まっている一方で、いまだに実現の見通しが立たないとして、公明党に対し「実現に向けた支援をお願いしたい」と訴えた。