
松あきら参議院議員は、12日、流通大手・イオン株式会社が展開するスーパー「ジャスコ」(南砂店)を視察し、物価高騰の中で価格を維持する小売り現場の努力や「食の安全」確保への取り組みについて、同社食品商品本部の小川孝之部長から話を聞いた。
浜四津敏子・党代表代行をはじめ、党消費者問題対策本部メンバー、江東区議会公明党の代表らが参加したこの視察で、イオンの自主企画商品(プライベートブランド=PB)の売り場を訪れ、店頭価格を確認しながら現場の努力を聴取。PBのマヨネーズ(500㌘=168円)について小川部長は「メーカーにも我慢してもらってきたが、油の高騰で仕方なく3月から20円値上げした」と説明した。
意見交換では、メーカーからの値上げ要求への対応や、中国製毒入り冷凍ギョーザ事件を受けた「食の安全」確保への取り組み、食品以外の物価動向などを
一行が質問したのに対し、イオン側からは「無駄なコストを排し1円でも安くと考えている。多くの商品でメーカーが希望する上げ幅はのめなかったが、ある程度の引き上げ要求には応えてきたつもりだ」と説明。また、「食の安全」確保については、自ら中国の生産現場や検査機関を視察してきた感想を交え、「中国産品でひどいのは一握り」とした上で、中国産の農産物など原材料の輸入が滞っている問題について「他国のもので代用しているが、中国産品で良いものはスムーズに(日本に)入ってくるようにしてほしい」との要望があった。
物価高騰の現実の中で、小売り現場の努力が浮き彫りとなった今回の視察。便乗値上げなどの監視を強めるほか、食品以外の物価の動きにも注目し、今後の対策を検討したい。